ほくろと癌(ガン)
ほくろのようなガン
見た目はほくろ、でも本当はガンだった。ほくろだと思っていても、それががん細胞だったということもあります。ここでは、ほくろのようなガン細胞をご紹介します。悪性黒色腫(メラノーマ)
最も知られているのが、悪性黒色腫(メラノーマ)です。米良ノーマは、メラニン色素を作りだすメラノサイトが悪性腫瘍化したもので皮膚ガンの一種です。発生率は5万人に1人と低いのですが、進行が早くて粘膜にも発症する厄介で致命的なダメージになりやすい病気です。皮膚癌の中で最も予後の悪い腫瘍として知られています。ほくろの色が濃くなったり変形したりしたら要注意。痛みや出血などの異変が起きたら、いち早く医師に診てもらってください。
皮膚癌は目に見える部分がほとんどなので異変に気付きやすいのが特徴です。日頃から自分でチェックする習慣を身につけたいですね。早いうちなら、ほぼ100%完治します。
悪性かも?注意が必要なほくろの見分け方
- 足の裏にある
- 手のひらにある
- 周辺の境界がはっきりせず、にじんでいる
- 黒一色ではなく色むらがある
- 表面の凸凹 がいびつだ
- 形がおかしい
- 急に大きくなった
- 出血する
- 生まれつきの大きなほくろが変形した
基底細胞癌(きていさいぼうがん)
基底細胞癌は、皮膚がんの中でも発症率が高いガンでメラノーマと同じくメラノサイトが悪性化したもの。 紫外線に当たりやすい頭や首にできやすく、高齢者に多い傾向があります。早期に切除すればほぼ転移を防げますが、ほったらかしにすると拡大してして取り返しのつかないことにもなります。最初は、ツヤのある小さいほくろに見えますが、少しずつ大きくなるので大きさが変わったら要注意。早めの受診をお勧めします。「出血⇒かさぶた⇒治る」のサイクルを繰り返すこともあり、悪性ではないと勘違いしやすいことも。心当たりがあれば、まずは受診を。
扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)
ほくろに似た上皮性の悪性腫瘍、扁平上皮癌。粘膜にもでき、口腔・咽頭・食道・声帯・女性の外陰・膣・子宮頚部にでき、次第に硬くなっていきます。口の中にほくろができることはありますが、硬くなって少しずつ大きくなっているようなら扁平上皮癌の可能性がありますので、早めに受診しましょう。進行はゆっくりですが、転移の可能性もあるとされています。有棘細胞癌(ゆうきょくさいぼうがん)
表皮細胞が悪性化した有棘細胞癌。ほくろのようですが、硬かったり、潰瘍になったり、悪臭を放つのが特徴で、露出部分が紫外線を受けることや、やけど・外傷などの傷跡から発症します。異変が起きたり臭いがするなら、まずは受信しましょう。転移がなければ5年生存率は85%、リンパ節に転移することもあり、この場合は65%の生存率です。
また、顔、耳、手の甲などの赤いイボ状のもの(日光角化症)が有棘細胞癌になる可能性もあるので、注意が必要です。
転移性皮膚癌
臓器や器官などのガンが皮膚に転移したものを「転移性皮膚癌」と呼びます。転移する割合は5%以下とされています。ガンかな?と思ったら、こちらから無料で医師にメール相談できます。